ME3「スコットランド流のやりかた」
ME3「スコットランド流のやりかた」
ドナルドとダグラスは、スコットランドの機関車だ。
ふたりはいつも一緒に働いている。
ある朝、二人が止まっていたら、ダックが猛スピードで走ってきた。
ダック「ごめんよー。この荷物を朝イチで港まで届けないと!」
双子は怒り狂っていた。
ドナルド「何なんです!?ダックは」
ダグラス「まったくです!何なんでしょうねぇ」
2台「スコットランド流を教えなければ!!」
ダックが車庫にもどると、ドナルドとダグラスが待っていた。
ダック「なんだい?君らは」
ドナルド「あなたに「スコットランド流」を教えにきました」
ダグラス「まったくです」
ダック「何だか知らないけど、僕は疲れてるんだ。騒ぐならあっちへいってくれ」
ダックは眠ってしまった。
だが、二人は止める気はなかった。
ダックが目を覚ますと、2台が目の前にいた。
ダック「まだいたのかい?」
ドナルド「さあ、いくんですよ」
ダックはしぶしぶついていった。
ダグラス「まずは貨車を引っ張る練習からですな」
ダック「貨車ならもう引きなれ・・・」
貨車「ぎゃーっはっはっは!逃げるのかい?ダック」
貨車「あーっはっはっは、ぎゃはは」
ダックは貨車に馬鹿にされた。ダックは貨車たちを見返すことにした。
ダック「ようし、みてろよ・・・」
ダグラス「乱暴にしたらだめですってー・・・」
ダック「わかってるよーダグラスー・・・」
ダックは操車場をぬけた。
ドナルド「心配だから、みてきますよ」
ダックはゴードンの丘を抜けた。ここまでは順調だった。
が、トーマスが暴走してやってきた。
トーマス「わぁぁぁぁぁーーーー!」
ダック「トーマス!」
ダックはトーマスの線路に入り、ブレーキをかけた。
キィーーーーーーと音がした。
トーマスは止まれた。
トーマス「やったぁーー!!」
ダックはドナルドたちのところに戻った。
ドナルド「よくやりましたね」
ダグラス「まったくですなぁ」
ハット卿に褒められるのが楽しみで、ダックはうきうき気分で帰った。
が、よく前を見ていなかった。
がっしゃーーーん!!
ダックはビルとベンの貨車に突っ込んだ。
ビル「なにやってんだよ!」
ベン「ダック!」
救援列車がきて、ダックは勿論大目玉を食らった。
ハット卿「トーマスを止めたのはよくやったが、この有様はなんだ!」
ダック「すみません・・・」
ハット卿「明日から、ウィフと一緒に働くんだな」
ダックはスコットランド流でやったらよかった、と思った。
裏話等
ダックがぼろぼろですが気にしないで下さい。
ヘンリーの話でしたが、流れにのって、ダック回にしました。
でも、この話大好きです。第1期で1番好きかも(笑)