ME8「頼りになる友達」
今日はナップフォード駅のパーティーがあった。
うれしくて、トーマスは上機嫌だ。
アニーとクララベルも楽しそうに走った。
トーマスが駅に着くと、親友のパーシーが悲しそうな顔でとまっていた。
トーマス「どうしたんだい?」
パーシー「石炭が切れちゃったんだ!駅の給炭所も空っぽだよ!」
トーマス「じゃあ僕が運んであげるよ!」
パーシー「本当!?ありがとう!」
トーマスはパーシーの客車2台とアニーとクララベルを引いて走った。
交差点でジェームスが困った顔をして止まっていた。
トーマス「どうしたの?」
ジェームス「オールド・スローコーチが脱線したんだ!おかげで立ち往生だよ!君の走ってる線路じゃカーブを曲がりきれないし...ブツブツ...」
トーマス「じゃあ僕が運んであげるよ!」
そうして、トーマスはアニーとクララベルとパーシーの客車と3台の貨車を引いた。
トーマスはゴードンの坂へ差し掛かった。しかし、貨車が重すぎて上れない。
トーマス「弱ったな...客車を二台ずつ運ばなきゃ...」
トーマスは駅へ客車を置き、戻ってきた。
次はパーシーの客車の乗客を駅へ運び、戻ってきた。
残りの貨車を引き、貨車置き場から帰ってきたときは、もうすっかりあたりは暗くなっていた。
トーマスは悲しそうにナップフォード駅に入ったとたん、駅が明かりが付き、パーティーの格好をしたみんなが待っていた。
ハット興「トーマス、今日は貨車や客車をたくさん運んだそうだな。よくやったぞ、トーマス」
トーマスはうれしかった。
終わり
作者から
これで第1シーズン終わりです。